第14号 平成14年3月27日 2/2頁

■ 大久保探訪

  □□ 桜並木通り □□
      

 春は花の季節です。暖かくなって草木が芽吹き、じつに様々な花が咲きみだれます。そうした花の季節にあって、もっとも春を象徴するのが桜でしょう。お花見の花というだけでなく、生活の中に桜の形や名前を使ったものが多いことからも、人に近いい存在だったことが分かります。

 だから、福山雅治の歌で有名になった桜坂や、山崎まさよしの歌に出てくる桜木町のように、桜の付く地名がどこか心に残るのでしょう。
 
 皆さんは、習志野に、住居表示とは別に「町会」という組織があるのをご存知ですか?各種募金やお祭りの時にしか意識しない人もいらっしゃるかと思いますが、実は、大久保地区にも桜がつく町会があるのです。「桜並木町会」という名前なんですが、その中心となる通りがあります。 それが桜並木通りです。

 大久保商店街の通りから、西に50メートルほど離れたところにある通りが桜並木通りです。名前から想像すると花見の名所のように思えますが、実はまったく桜の木が無い何の変哲もない住宅地の道路なのです。名前だけで来てしまうと、「どこが桜並木だ!!!」と叫んでしまいそうです。なにも無くてこの名前が付けられたわけではありません。昔は確かにこの場所に桜の並木があったのです。

      
 今は細かく区切られた住宅がこの通りの両側に並んでいますが、以前は通りの西側にはほとんど建物が無くて大久保のはずれといった情況だったそうです。

 このあたりは、市角頼母(いちかくたのも)という人の地所だったそうで、ハミングロードのある通りから、東金街道まである道路に桜の木を植えたそうです。距離にしておよそ500メートルの道の両側に、約3メートル間隔で植えられていたということです。

 計算すると300本以上あったことになりますから、大久保地区に限らずけっこうな桜並木だったといえます。昔の道は幅もせまかったはずですから、ゆっくり歩ける桜のトンネルであったはずです。

 現在の大久保地区での桜といえば、ハミングロードの桜並木か日大校内の桜、ということになりますが、この桜並木が残っていれば最も華やかで由緒ある桜の名所になったことでしょうね。


■ おりおりの健康

 寒い冬、さよ〜なら。気持ちのいい春、こんにちは。
あまりの心地よさに、何時間でもふとんの中でウトウトしていたい今日この頃。そう、「春眠暁を覚えず」の季節がやってきました。
 ところで皆さんは、この有名な言葉、唐の詩人孟浩然(もうこうねん)の「春暁」という作品の一節だ、という事はご存知ですか?

 本来は、春の朝のぐっすり眠ったあとの心地よい目覚めを表現したものだったのですが、それがいつしか”朝寝坊の代名詞”みたいになったのは、日が長くなって夜が短くなって、それが睡眠不足を招いて・・・「もっと布団に入っていたいよ」 そんな気持ちになってしまいます。
 脳には、栄養分の貯蔵庫がないため、脳の細胞は栄養を使い果たすと、活動を停止して、栄養分を補給するそうなのですが、「睡眠」って脳の栄養補給作業に必要な条件なんですって。

 逆に、脳の養分を満たしたあと、いわゆる「寝だめ」をしても、貯蔵庫がいっぱいなわけですから、ムダになるという事ですね。
 眠りすぎも、エネルギーの余りすぎから過充電のような状態になってかえってだるくなるそうです。

 冬から春への季節の変わり目には心身のバランスをくずしやすく、寝覚めが悪くなりがちですが、早目に布団に入って春の眠りの心地よさを味わってみませんか? 


発行元:大久保商店街活性化調査研究事業委員会 IT活用グループ
習志野商工会議所 http://www.narashino-cci.or.jp/