■ 大久保紹介 ■


みんなが主役のプール補修 全児童、全保護者、全教職員、教育委員会、その他大勢の方々の知恵と力を合わせた結果です。
どうぞ、「おやじの会」のホームページ(http://www.apipo.net/~oyaji/)にある「プールレンジャー」のページをご覧下さい。
「プール補修事業を体験して」 鈎 裕之
私は大久保小学校に二人の子どもを通わせている父親です。上の子が入学した平成12年、「おやじの会」というボランティア団体が旗揚げされました。私は軽い気持ちで旗揚げ式に参加し、以来、同会が主催する校庭キャンプや飼育小屋の柵の補修など、いくつかの行事で手伝いをしたり、子どもと一緒に参加したりしてまいりました。
<<オンボロプールにビックリ>>
旗揚げしたものの、どういう活動をしようかと手探りで企画を考えていた黎明期。すでにその頃から、学校側から同会に対して「環境整備ボランティアのひとつとして、プールのペンキ塗りをやっていただけたら、助かります」という遠慮がちな要請がありました。聞けば、竣工後30年ほど経過したプールは単にペンキが剥がれているだけではなく、プールサイドのコンクリートがひび割れて、その段差に素足をひっかけてしまう児童がいたり、雨が降るとその割れ目の土からミミズが這い出し、プール槽にダイブする、というではありませんか。
私は「現状を行政に見てもらい、早急に行政が補修すべきだ」と思いましたが、こう思ったのは私だけではなかったようです。同会に参加するお父さん方だけでなく、プールの状態を知っている保護者なら誰しもそう考えていたようです。じつのところ、補修の要望は毎年のように行政に出されていたので、行政もプールの状態を知っていました。この財政難の折、補修工事の予算を立てる余裕が習志野市に全くなく、手をこまねいて見ているだけだったのです。
たしかに大久保小学校では、草むしりや校内清掃を大勢の保護者がボランティアで手伝ったり、学校備品を調達するためにベルマークを集める、という程度のことは毎年行われてきました。その延長線上でプール補修についてもボランティアを要請したくなる学校側の気持ちもわからないでもありません。 |
しかし、プールの補修などどう考えても専門技能を要する作業です。素人が手を出すとかえって塗りムラが出来たり不完全は補修に終わってしまう恐れもあります。ましてや旗揚げされたばかりのおやじの会。当然、組織力も資金力もありません。学校側からの要請が、筋違いに思えました。
プールは手付かずのまま、とうとう1年半の年月が過ぎました。この間、機会あるごとに教頭先生からは「行政は無理そうだから何とかおやじの会でやっていただけないものか」と要請され続けていました。おやじの会の20名ほどの常連メンバーはいづれもプールのことは絶えず気にはなっていましたが、本来、公共施設の補修は行政が行うべきだ、ボランティアに頼るのは筋違いである、という意見で一致していました。
<<きれいなプールを子供の思い出に>>
しかし、ある日のこと。たしか今年の1月下旬だったと思います。常連メンバーの話し合いのなかで、「予算がつくのを待っているうちに、一体何人の子どもたちが大久保小を卒業していってしまうのか。汚いプールしか知らないで」という意見が出ました。このやるせない気持ちには誰もが共感しました。この一言をきっかけに、プール補修について考える方向が徐々に変わり始めたような気がします。「もし自分たち保護者の手で、この補修事業を行うとしたら、どういう問題を解決してゆかねばならないのか」という方向に考え方が変わり始めのです。
具体的に問題を調査することにしました。この頃、おやじの会で検討した問題を整理してみますと次のとおりになります。
- 筋道 (公共施設であるプールに市民が手を加えることが可能なのか)
- 資金 (ペンキ代など材料費はどれくらい必要なのか、どうすれば調達できるのか)
- 技術 (危険な薬品や機械を使用することなく、素人でも可能な方法はあるのか
- 人手 (できるだけ大勢の人に協力してもらうにはどうすればよいか)
- 時間 (どのくらいの日数が必要なのか。短期間に一気に作業したほうがいいのか
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