第18号 平成14年7月26日 4/4頁

 
<<みんなの問題はみんなの手で>>

 ただ、子どもたちにきれいなプールで泳がせてあげたいという思い。この思いはPTA会員全員の心の中にありました。PTA総会では、プール補修事業に関して、予算額50万円の範囲でという条件で無事、可決されました。ゴールデンウィークの直前、4月27日のことでした。

<<気持ちがひとつになった日>>

 そして迎えた作業日当日。天も味方してくれたのか、朝から快晴でした。どのくらいの作業協力者が集まるかは、この日を迎えるまで分りませんでした。

 それがいざ当日になってみると、驚いたことに100名を超える人々がプールサイドに集まりました。子ども、保護者、教職員、卒業生、おばあちゃん…。大勢の人々がヘラやカナヅチをもってプールにへばりついて古いペンキを剥がす作業に集中しました。


 みんなでペンキ剥がし

一年生も大活躍 

 ペンキ塗りの日には、参加したほとんどのかたがペンキまみれになりました。ゴールデンウィークは連日、天候に恵まれ、いずれの日も予想を越えた数の人々のおかげで、専門業者に作業を発注する必要もなく、事故もなく、すべて自分たちの手で大久保小のプールがぴかぴかのプールに甦らせることができました。準備から関わった「おやじの会」の常連メンバーの実行力、そして沢山のかたの無私の精神を目の当たりにして「人事を尽くして天命を待つ」ということを私は実感することができました。
 奇跡は、起こったのです。しかし、この奇跡が再度起こる補償はありません。奇跡のおかげで実現できたプール補修といえども、最初から最後まで言葉に言い表せないくらいこの事業は大変な事業でした。参加した人全員がそのことを実感しました。そして、その誰もが「もう二度とやりたくない」と思ったに違いありません。


プールの底には魚やイカの絵も
 

ラインを引いて完成

 公立小学校のプールの維持にはやはり税金が投入されるべきです。維持できないのであれば、1年のうち数えるくらいの回数しか授業で使わないプールなんて、必要ありません。私はプールの補修事業を体験して、こう確信するに至ったことを、ここに告白させていただきます。


 2002年7月
  新習志野の千葉県国際総合水泳場に思いをはせながら



<お知らせ>
  おやじの会では、きらっとで恒例の
 ”おやじの焼きソバ屋台” を出しま〜す。


発行元:大久保インターネット商店街 http://www.etown-okubo.net/