野田市チャレンジショップ視察報告

平成13年5月23日

 5月23日に私、習志野市役所の松岡が野田市のチャレンジショップ「ほっとe・ポケット」に視察に行ってきました。商工会議所とは別にいったので私なりに感じたことを報告させていただきたいと思います。

 今回の目的は、私自身、チャレンジショップというものがどういうものなのか明確な
ものがみえていなかったので、まず自分の中で何らかの形作りをすることを大前提にお
きました。あとは、おおまかな運営等を確認してこちらの事業に生かせるものを見出す
ことを目的としました。

  この野田のショップは商工会議所が主体となり、県などの支援で行っている事業です。契約期間は1年で最長1年半です。来年度以降もまた、募集をかけチャレンジショップを継続していくそうです。チャレンジショプ運営協議会(商工会、商店会、商工会議所、野田市、出店者)を結成し、月1回、運営協議会で勉強会を開き出店者及び商店会等の意向を直接ぶつけているみたいです。そして、出店者にも会議所で定期的に経営について勉強会を行っているそうです。さらに、ちかいうちに県のほうに経営コンサルタントの依頼をし、出店者の教育を行っていくとのことでした。

(立地条件)

 上の写真を見ていただくとわかりますが、ここは宮田さんも以前手がけていた商店街で空き店舗が多いところです。大久保とは異なり、人通りは少なく学校等も隣の駅に高校などがあるだけで学生もあまりこない場所だそうです。私が、行った時もショップで1時間くらい出店者と話をしましたが、一人も客が来ませんでした(雨の影響があったかもしれませんが)。車がメインで走る通りであるのにもかかわらず、ショップの駐車場もないので客側から考えるとアクセスしにくいのではないでしょうか?客の絶対数で考えると大久保は大変恵まれています。

左の写真を見ていただくとわかりますが、当然のことながら1階の営業となっています。ショップを知らせる方法としてはアーケードのところに幕が貼ってありますが、歩行者からは見えず、反対側の歩行者でもあまり目立たない印象を持ちました。車の人も通り過ぎてしまい、あまり宣伝効果はない気がします。大久保においても2階という条件を考えるといかに通りすがりの人の目をいかに引くかが大きな問題となると思います。
 

(サロン)

 こちらのショップでは商店街で休むところがないということでショップの中に 右の写真の憩いの場的なものを設置したそうです。最初は店内の入り口付近に設置したそうですが、逆に歩道からショップまでの距離が遠くなり何をしてるかわからないのと出店者の意向により、外に出したそうです。
 

 そして、左の写真で自動販売機がありますが、出店者の方々はこの自動販売機が店の雰囲気を壊すから置いてほしくないというようなことも言ってました。野田商工会議所によると、最初区切等を床の色で区切ったが今はそれに関係なく出店者のやりたいようにやらせているとのことです。もちろん区切りに限らず。こちらは5店舗が1年営業するそうなので5店舗の主張をある程度生かし、自由にさせる方向で考えているそうです。
 

(区切)

 区切については 右の写真内の左側に黒い仕切りがあると思いますが、1.2メートルの高さまでは隣が見えないものでもかまわないそうです。それ以上は空間を狭める感を作ってしまうので。逆に高さがあっても網等の隣が見えるものに関して制限はないそうです。要するにしきりに関しては基本的に出店者に任せてます。やはり、おおまかなものは事務局が用意し、あとは出店者に任せるというスタンスでした。


(その他)

 今回野田のチャレンジショップを見て、当然のことながら大久保とは条件が異なりますが、1番怖いのはお客がこない状況は絶対避けなければいけないと思いました。ハード・ソフト両方に関して。あとは、出店者の意欲をいかにおこさせるかということがあると思います。たとえば、ちらし等に関しても当然事務局側からも全体のチャレンジショプに関するちらしはまきますが、それとは別にそれぞれの出店者が閉店後(20:00以降)ポスティングをしているそうです。そのような自主的に店を繁栄させるような努力を事務局側が起こさせることと、当然のことながら運営側も努力をしていかなければなりません。客を引くという観念からいうとこちらは他と違いITサロンがありますので人集めにそれをおおいに生かしていけたらよいと思います。